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円相場の動き

円が安くなると外貨預金は有利に

125円より円安になるとさらに円安になる

 資産運用を色々な国の株式、債券、通貨などに分散して投資する事ことを、国際分散投資といいます。外貨預金も、国際分散投資の一種といえるでしょう。機関投資家の間では、リスク分散の有効手段として不動の地位を確立してきました。

ただし収益拡大効果を狙って、国際分散投資を積極的に行ってよいのは、この国の通貨が弱いという条件を満たしているときに限られます。

国産分散投資という運用手法は、通貨の弱い欧米で開発され発展してきました。通貨の弱い国では、通貨の強い国に投資したほうが投資収益が高まるからです。日本の通貨円は強弱どちらの通貨なのでしょうか。円相場は82年10月の1ドル278円を起点とする円高が95年4月の1ドル80円まで続きました。この間、日本の国際分散投資はやればやるだけ損をするという通貨の強い国だったのです。しかし、円高傾向は95年4月に終りました。以来、特に米ドルへの国際分散投資は投資収益の拡大に貢献しています。95年4月以降の円相場は、98年8月に1ドル147円をつけるまでほぼ一本調子で円安が進みました。その後は一転して円高となり99年11月の1ドル101円台まで円が買われました。以降円はじりじりと値を下げ現在に至っています。

2000 年初めからの円相場の動きをもう少し細かく分析してみます。円相場は1年以上もの間1ドル102円から112円の間で推移していましたが、2000年度末に112年を抜け、今度は115円から125円までの間で動いています。一般的に、こうしたケースでは125円より円安になると、さらに円安が進み112 円よりも円高になるとさらに円安が進むと予想されます。外国為替相場は日々変動していますが、目先の動きだけで判断するのではなく、相場の大きなトレンドを充分把握して、ゴーサインを出すかどうかを決めてください。なおトレンドを分析する場合の為替レートは東京市場の終値を使ってください。

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